言語学講演会のお知らせ
10月に来日される太田光彦氏(エジンバラ大学)をお招きして、下記の要領でハイブリッド(対面・オンライン)の講演会を企画しました。音韻論、形態論、言語獲得、言語進化など広範囲な研究分野に関係する講演です。どなたでも無料で参加できますので奮ってご参加下さい。 なお対面、オンラインいずれの場合でも、google formによる事前登録が必要となりますので、参加を希望される方は10月20日(金)までにご登録下さい。ZOOMのリンク先は10月23日(月)までに登録者全員にお知らせします。 日時: 2023年10月25日(水)午前10時~11時半 開催形態:ハイブリッド(対面&オンライン) 会場(対面): 国立国語研究所3階セミナー室 オンライン: ZOOM 参加費: 無料 事前登録: https://forms.office.com/r/1KRJRje1bD
講師:太田光彦氏(エジンバラ大学教授) 演題:幼児語の音韻的特徴と語彙発達・言語進化の関係 要旨:「おめめ」や「わんわん」など、幼児に向けて発する特殊な語彙はどの言語にも存在するだけでなく、擬音・擬態性、音韻反復、接頭辞・接尾辞の付加など語・音韻構造に言語間でかなりの共通性がみられる。本発表ではそのような語形の特徴が語の切り出しや学習、さらに語彙発達や言語進化にもたらす効果を検証した実験やコーパス分析結果を踏まえ、幼児の言語発達をめぐる言語的環境と成人言語の一般的な音韻構造との関係を考察する。 主催:科研費特別推進研究「アジアと欧米:コミュニケーションの文化差から言語の獲得過程を探る」(研究代表者:馬塚れい子(理化学研究所)) 問合せ先:国立国語研究所 窪薗晴夫(kubozono@ninjal.ac.jp)
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